- 2023/08/14
キルケゴールは
死に至る病、あれかこれか、
反復、キリスト教の修練などの著作があります
キルケゴールの思想の根幹は
今までの哲学者(時代的な代表者としてヘーゲル)が探求し続けた
客観的真理よりも自分自身がどうしたいか?
という主体的真理こそ
自分にとって一番の真理だとしたところにあります。
34歳までに死ぬ運命であると知った日から
あれもこれもと享楽的な日々を送った美的実存の時代、
それではいけないと思い
倫理的に正しく生きようと
あれかこれかを選択した倫理的実存の時代、
そして34歳までに死ぬという呪縛から解き放たれ美的実存、
倫理的実存ともに不安や絶望に至った問題を解決しようとした宗教的実存。
実存の三段階はまさにキルケゴールの人生とも言えます。
本来の自分を見失うことを絶望とし、
それを乗り越えるために
有限の自分が無限の神の前に単独者として立つことを説くなど
キリスト教(プロテスタント)の改革者とも評されました。
若いころの放蕩生活や
自分から結婚を申し込んだのに
婚約破棄してしまうといった
メチャクチャな部分も注目されますが、
実存主義哲学の先駆けとして評価されています。
彼の実存主義的な思想は
ニーチェ、サルトルへとつながっていきます。