求めない練習: 絶望の哲学者ショーペンハウアーの幸福論【カン・ヨンス】

YouTube動画は、
19世紀ドイツの哲学者
ショーペンハウアーの幸福論を解説しています。

ショーペンハウアーは、
「幸せになろうとするのではなく、
苦痛を減らすことが重要である」
と説いています。

彼の哲学に基づいた、
穏やかに生きるための
7つの具体的なアクションプランは以下の通りです。

ショーペンハウアーの幸福論:苦痛を減らす7つのステップ

結論:快楽を追い求めるな、苦痛を取り除け

快楽は一時的なものであり、
すぐに慣れてしまうため、
満たしてもまた不足を感じて苦しみが生まれます。

それよりも、病気や不安といった苦痛(マイナス)を
取り除くことに全力を注ぐべきです。

幸せとは苦痛がない状態のことである
とされています。

①贅沢をしない

食べる、寝る、着る、住むといった
自然で必要不可欠な欲求
(満たされないと苦痛になるもの)
は満たして良いですが、
タワマン、名声、高級車といった
ゼロからさらにプラスを目指す欲望(贅沢)は、
不幸になるだけなので
求めない方が良いとされています。

②健康を最優先にする

幸福の9割は健康で決まり、
「健康な乞食の方が、
病気の王様よりも圧倒的に幸せだ」
とされます。

健康という土台が崩れてしまうと、
何をしても楽しくないため、
健康を犠牲にして
他のものを手に入れようとするのは
愚かだと説かれています。

まずは「よく運動して、よく食べて、よく笑え」
とシンプルに勧められています。

③他人と適度な距離感を保つ

人と深く繋がりたいという欲求こそが
苦痛の原因であり、
親密になればなるほど、
相手の嫌な部分が見えたり、
期待が裏切られたりしてトラブルになります。

山嵐のジレンマのように、
お互いに針が刺さらない
「適度な距離」
で付き合うのが賢明な方法です。

④孤独を楽しむ工夫をする

欲望を捨てると、
今度は「退屈」に苦しめられる問題が発生します。

中身が空っぽな人間は一人で時間を持て余しますが、
精神が豊かな人は、読書や芸術鑑賞、創作など、
一人で黙々と夢中になれる
「遊び道具」を持つことで退屈せずに楽しめます。

⑤お金は嫌なことを断るために使う

お金は贅沢(プラス)に使うのではなく、
嫌なことを断る(マイナス除去)ために使うべきです。

ブランド品を買うよりも、
お金で自分の時間を守り、
誰にも命令されない自由を買うことの方が、
よっぽど贅沢であり、
幸福につながるとされています。

⑥礼儀を大切にする

ブレイな態度で敵を作るのは、
自分の家に火をつけるのと同じくらい
馬鹿げた行為です。

礼儀とは、
人間関係をスムーズにするためのワックスであり、
摩擦を防ぐための安全対策です。

嫌いな相手にも笑顔で接することは、
噛みつかれないための賢い生き方だとされています。

⑦人とは比べない、どうしても比べるなら下を見る

他人と比較して嫉妬すると、
たとえ自分が恵まれていても
不幸になってしまいます。

理想は比較しないことですが、
もし比べてしまうなら、
自分より辛い状況にいる人々のことを考え、
「俺はまだマシだ」と思うことで心を守るのが、
比較地獄から抜け出すための
緊急脱出装置だと説かれています。

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