エンペドクレスの生涯「この世界は4つの元素でできている」と考えた男

YouTube動画は、
古代ギリシャの哲学者エンペドクレスの
劇的な生涯と思想について、
ユーモアを交えて解説した動画です。

エンペドクレスは、
現代のファンタジー作品でもお馴染みの
「4つの属性」
初めて理論化した天才でありながら、
自らを「神」と信じて
火山に飛び込んだという、
歴史上屈指の個性的な人物として描かれています。

「4属性」の生みの親:四元素説

エンペドクレスの最大の功績は、
世界が
「火・水・土・風(空気)」の4つの
「根っこ(元素)」からできている
と考えたことです。

万物の構成

当時は「全ては水だ」といった
一元論が主流でしたが、
彼はこれら4つが混ざり合うことで
万物が作られると説きました。

愛(ピリア)と憎しみ(ネイコス)

元素がくっついたり離れたりする理由を、
引き合う「愛」と
反発する「争い(憎しみ)」という
2つの力で説明しました。

これは現代の
引力や斥力の概念に通じる
画期的なアイデアでした。

政治家・医者としてのスーパースター

彼はシチリア島の貴族出身で、
独裁者を倒し
民主主義のために戦った
政治的な英雄でもありました。

圧倒的な自己プロデュース

紫のローブに黄金の帯、
そしてピカピカの青銅
(ブロンズ)のサンダルを履き、
大勢の弟子を引き連れて
街をパレードするように歩く、
超目立ちたがり屋な一面がありました。

奇跡を起こす医者

伝染病を防いだり、
呼吸が止まった女性を生き返らせたりといった
「奇跡」を起こしたことで、
人々から熱狂的に崇拝されました。

「神」を自称した男の衝撃的な最期

あまりに周囲から称賛された結果、
彼は「自分は死ぬはずのない神だ」
と思い込んでしまいます。

エトナ火山へのダイブ

自らが神であることを証明するため、
エトナ火山の火口に飛び込むという
驚愕の計画を実行しました。

マグマに消えれば、
人々は
「神として天に帰った」
と信じ続けると考えたのです。

サンダルの悲劇

計画は成功したかに見えましたが、
後日、火山が噴火した際に
彼のトレードマークだった
「青銅のサンダル」
だけが焼け残って
吹き飛ばされてきました。

これによって、
彼が普通に焼死したことが
バレてしまうという、
少し間抜けな結末を迎えました。

まとめ:2000年続いた常識

最期はシュールな伝説となりましたが、
彼が提唱した
「四元素説」は、
その後のアリストテレスらに受け継がれ、
西洋の科学や医学において
約2000年もの間、
世界の「常識」として支配し続けました。

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