- 2020/02/11
この動画は、
フランスの哲学者アランの代表作
『幸福論』をベースに、
「本当に欲しいものは、必ず手に入る」
という一見すると
耳を疑うような主張を、
心理学的・哲学的な視点から
深掘りして解説したものです。
「欲しいものが手に入らない」
と嘆く人に対し、
アランは非常に厳しい、
しかし本質的な指摘を投げかけています。
1. 「欲すれば得る」の真意
手に入らないのは本気ではないから
アランは、
人が欲しいものを得られないのは
「本気で欲していないからだ」
と断言します。
天秤の原理
私たちは無意識のうちに、
欲しいものと
「別の欲しいもの」
を天秤にかけています。
例えば
「お金が欲しい」と思いつつ、
「楽をしたい」
「リスクを負いたくない」
「馬鹿にされたくない」
という気持ちを天秤にかけ、
結果として
後者を選んでいるに過ぎないのです。
今がその結果
意識的であれ無意識であれ、
現在のあなたの姿は、
あなたが過去に
「天秤にかけて選んできた結果」
の集大成であると考えます。
2. 「本気で欲する」とは「準備」すること
精神論ではない
本気で欲するとは、
単に祈ることではなく、
いつそれが手に入ってもいいように
自分を作り込み、
準備し続けること
を指します。
例:登録者1万人を目指す場合
「1万人に増やす動画」
を作るのではなく、
「1万人が楽しめる動画」
を作る。
本当に1万人を求めているなら、
1万人が満足できる
クオリティの編集や構成、
機材を整えるのが当たり前になります。
準備が魅力を生む
アイドルと付き合いたいなら、
いつ出会ってもいいように自分を磨き、
会話術を身につけ、
相手を満足させる経済力を整える。
その準備過程そのものが、
結果として
夢を引き寄せる魅力になります。
3. 目先ではなく「遠く」を見ること
目先の損得の罠
多くの人は目先の利益や恐怖
(お金を失いたくない、今サボりたい)
に囚われ、
長期的な目的を見失います。
逆算の思考
遠くにある明確な目的地
(武道館に立つ、社長になる等)
がはっきりしていれば、
目先の誘惑や他人の目は気にならなくなり、
取るべき行動は自然と決まってきます。
4. 希望は「自ら作ったもの」の上に宿る
実力と自信
宝くじで得た幸運は
「減っていく恐怖」を生みますが、
自らの実力で積み上げた成果は
「将来への希望」になります。
不安の正体
将来が不安なのは、
今の環境がたまたま運良く得られたもの
(宝くじのようなもの)であり、
自分にそれを再現する実力がある
という実感がないからです。
結論
アランによれば、
幸福とは、
本気で何かを求め、
それに向かって自らを準備し、
実力を身につけていく
プロセスの中にあります。
「自分の実力を実感でき、
将来に期待が持てる状態」
こそが幸福であり、
本気で欲して近づこうと努力する人は、
自然とその能力を身につけ、
望むものを手にするのです。